アコースティックカメラを使用したリアルタイム音源探査

主に航空宇宙、自動車産業での使用を想定して設計されたPULSE Reflexアコースティックカメラは、ほとんどの音響環境でリアルタイムに騒音源を識別できる汎用性の高い完全なハンドヘルドシステムです。

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このシステムは、ビームフォーミング、音響ホログラフィの両方を使い、幅広い周波数で定常、非定常の測定が可能です。 

航空機客室やコックピットの騒音源トラブルシューティング、車室内の異音検知、高周波の漏洩検知に適したこのポータブルシステムはPULSE Reflex Array Analysisソフトウェアを立ち上げて10秒以内に稼働し、モニタ上にライブマップを表示します。

対象を定め、撮影、測定するという手順を用いて、アコースティックカメラでは、タブレットの機能を利用すれば、スクリーンショットの撮影、保存、共有ができます。PULSE Reflex Array Analysisを使えば、コンター図の動画を作成、保存、レビューできます。そして、PULSE Reflex Core(オプション)を使えば、収録した時刻歴データの分析も可能です。

システム提案

Real-time noise source identification with acoustic camera system overview

PULSE Reflexアコースティックカメラにはソフトウェアコンポーネントとして、PULSE Reflex Array AnalysisとPULSE LAN-XIフロントエンドドライバ(複数台対応)が含まれています。ハードウェアコンポーネントには、ハンドヘルドアレイと、フレーム、モジュール、フロントパネルから成るLAN‐XIデータ収集ハードウェアが含まれています。ハードウェアは持ち運びがしやすい防水ケースで納品されます。PCとタブレットは含まれません。

このシステムは各種スライスホイールアレイやその他あらゆる平面形状のイレギュラーアレイをサポートし、特許取得済みのワイドバンドホログラフィーを含むPULSEプラットフォームの音響マッピングやそれ以外の音響振動ツールへも拡張できます。

> アコースティックカメラの様子(YouTube)