球面ビームフォーミング

キャビン内での騒音や漏れの検知に最適な球面ビームフォーミングは、あらゆる方向から到来する音の相対音圧や音響インテンシティを素早くマッピングします。

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アレイは、硬い球体上に分布された36または50本のマイクロホンと12個の内蔵カメラで構成されています。球体の表面で測定される音響パラメータは、世界地図が平面に表されるのと同じ方法で2D平面に投影されます。用いられるアルゴリズムは「SHARP」と、特許取得済みの「Filter and Sum」で、アレイのダイナミックレンジを増加させ、サイドローブを原因とするゴーストを抑制します。

低周波数領域への拡張は、システムが幅広い周波数で利用が可能であることを意味します。

システム提案

spherical beamforming system overview 

球面ビームフォーミングシステムは特定顧客用プロジェクトとして提供されます。車室内の騒音測定用の一般的なシステムは、球面ビームフォーミング用PULSE測定ポスト処理ソフトウェアと、フレーム、モジュール、フロントパネルを含むLAN‐XIデータ収集ハードウェア、36または50チャンネルの球形アレイ、アクセサリー(カーシート用治具、ピストンホン、スプリッタボックス、ケーブル等)で構成されています。