空冷の新しい加振機をリリース
12 Sep 2016
ブリュエル・ケアーの新しい80 kN加振機は、初めての空冷式です。従来は水冷式でしたが、性能と出力を兼ね備えています。
ブリュエル・ケアーは、新たに80 kN加振機 V8900をリリースします。
この加振機は、性能と出力を兼ね備えた同クラス初めての空冷式で、使いやすく、従来の空冷式システムに比べてメンテナンスやランニングコストが抑えられています。
加振機は、機械装置の完全性試験や耐久試験などに使われ、実世界での厳しい条件に耐えることを保証します。
V8900は、工業製品、自動車、航空宇宙などの産業で、以下のような場合に比類なき性能を発揮します:
- 80 kN 正弦加振力による、複雑で重量のあるペイロードのコスト効率の良い試験
- 3 kNmの転倒モーメントにより、誘導ヘッドエキスパンダの必要性を減らす
- 3 kHz まで加振可能(小型ペイロードの場合)
- 101.6 mmの変位と高い速度を組み合わせ、ショックやランダム試験の性能を強化
この加振機は、高い転倒モーメントを持つように設計されており、変則的なバランスの取れていないペイロードの試験でも、誘導ヘッドエキスパンダや特別な組み付けなしに安定性が得られます。
設置の容易さ、低いランニングコスト、そして高い性能を柔軟に組み合わせることで、革新的なハイエンド空冷加振機が業界に変化をもたらします。
「業界のゲームチェンジャーたり得る新しい空冷式加振機をリリースできることに非常に興奮しています。この加振機の設置は、シンプルでコストも抑えられます。空冷の80 kN加振機にはそぐわないほどの可能性と生産性も提供します」と、ブリュエル・ケアーのプロダクトマネージャ Brian Zielinski-Smithは言います。