制振材料の動特性試験法・換算周波数モノグラムによる評価法およびシミュレーション

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内容

自動車等に使用されている制振材料に代表される粘弾性材料は、長い間、特性試験や評価・解析・応用研究が行われてきました。粘弾性材料は温度、周波数によりその特性が大幅に変化するので試験及び解析が難しく、測定・解析結果に誤差を含みやすくなります。そこで、測定・利用応用ノウハウも含めてJIS K7391制振複合はりの動特性(損失係数、貯蔵弾性率、損失弾性率)の試験方法と動的粘弾性測定装置による試験結果について解説します。また動特性の評価として換算周波数ノモグラムの作成・整理方法を解説し、材料データベース化をする方法を紹介します。この時の、動特性計算誤差と測定誤差の関係を示します。また解析方法として、この換算周波数ノモグラムを使うことにより、複合材料の損失係数や曲げ剛性を精度よく予測する方法を解説します。また、有限要素法を使用して構造解析を行う場合、換算周波数ノモグラムから一般化マクスウェルモデルで粘弾性材料係数を同定し、この係数を入力することにより周波数応答特性を求めることができます。なお、制振材料の適用方法についても解説します。

本講座では、粘弾性材料の動特性試験法から評価法、解析方法までの一連の統合化プロセスについて解説します。

詳細

  1. 粘弾性材料の減衰メカニズムと制振性能
    (応力と歪)と(力と変位)の関係
  2. 粘弾性材料の動特性試験方法
    はり試験方法(JIS K7391)
    動的粘弾性測定装置による試験方法
    はり試験と動的粘弾性測定装置試験結果の比較
  3. 粘弾性材料の評価方法
    換算周波数ノモグラム
    粘弾性動特性の測定誤差と計算誤差
    温度・周波数換算則の成立温度範囲
  4. 複合材料の制振性能の予測
    2層形複合材料及びn層形複合材料
    3層形複合材料(制振鋼板、樹脂拘束、樹脂3層)
  5. 粘弾性動特性の有限要素法への展開
    減衰係数比の周波数特性の算出
    一般化マクスウェルモデルによる材料モデルの同定

前提とされる予備知識

「騒音計測入門」、「振動計測入門」の内容を理解されている方
コース内容詳細
開始時間
07 Sep 2018 10:00
お申込み期限
30 Aug 2018
期間
1日
種類
技術講習会・トレーニング
参加費
30,000円(税別)

PULSE保守ユーザ様は、¥20,000(税別)です。お申し込みの際、コメント欄にHost IDをご記入ください。
講師
エヌ・ブイ・テック 井上 茂(元日本自動車研究所)
言語
日本語