内容
構造物におけるほとんどの振動・騒音問題は、共振に起因することが良く知られています。それらを診断する手段として、構造物の加振実験から得られた周波数応答関数データに、カーブフィット(曲線適合)させることによってモーダルパラメータ(モード特性:固有振動数、減衰比、固有モード)を同定する実験モード解析があります。
この実験から構築された実測によるモード解析モデルを用いて、振動現象を高精度で表現できます。
本講座では実験モード解析の意義、必要性についてデモンストレーションを交えながら、分かり易く解説します。
詳細
- モード解析の考え方 (振動問題はなぜ重要か、動力学的問題への対応、モード解析へのアプローチ、数学モデル)
- 振動方程式 (1自由度・多自由度振動モデル、レジデュー、ポール)
- 実構造物とモーダルモデル
- カーブフィット
- 実験方法 (自由度、支持方法、加振方法、力・応答センサー、実験での留意点)
- デモンストレーション(インパクトハンマー加振によるモーダルパラメータの取得と評価)
前提とされる予備知識
「振動計測入門」「周波数分析」の内容を理解されている方コース内容詳細
場所
オンライン(Teams)
開始時間
09 Jun 2023 10:00
お申込み期限
07 Jun 2023
期間
終日
種類
Virtual
参加費
30,000円(税別)
PULSE保守ユーザ様は、¥20,000(税別)です。お申し込みの際、コメント欄にHost IDをご記入ください。
講師
HBK アプリケーションエンジニア
言語
日本語
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