7841型
DIRAC室内音響ソフトウェア
本ソフトウェアはISO 3382(室内音響)、ISO 18233(分析法)、およびIEC 60268-16(音声明瞭度)に従って現場または実験室で室内音響パラメータを測定するのに用いられます。
問い合わせ・見積依頼DIRACは、現場および実験室の音響エンジニア、研究者、教育機関にとって有用な音響測定ツールです。本ソフトウェアを用いると、ある空間と別の空間の音響の比較、サウンドシステムの検証、縮尺模型の測定等を行うことができます。このツールはインパルス応答の測定と解析に基づき、様々な測定構成をサポートしています。
使用事例
- あらゆる部屋、ホールまたは空間の音響を測定する
- 音声明瞭度を測定する
- 修正前後の音響をチェックする
- 異なる部屋の音響を比較する
- 縮尺模型実験
- サウンドシステムのテストと検証
- 音響に関する研究と教育
- 室内音響のトラブルシューティング
DIRAC は、HBK 2255 SOUND LEVEL METER をワイヤレスマイクロホンとして、または HBK 2755 SMART POWER AMPLIFIER をワイヤレス音源として接続した場合、ワイヤレスルーム音響測定をサポートします。マルチチャンネル測定は、複数のHBK 2255、またはほとんどのWINDOWS互換のマルチチャンネルサウンドデバイスを使用して行うことができます。
男性と女性の声を人工口指向性スピーカーの音源を介して、またはサウンドシステムに直接入力することにより、暗騒音の影響を考慮し、IEC 60268-16規格に準拠した音声明瞭度の測定を実行することができます。
4720型 エコースピーチ音源と組み合わせることで、音声明瞭度の測定を迅速かつ容易に実行できます。この音源は、DIRACが異なる音声明瞭度パラメータの計算に使用する校正された信号を提供します。エコースピーチ音源 / DIRACの組み合わせでは、暗騒音レベルも考慮されます。
4292-L型 OmniPower音源および4295型 OmniSourceラウドスピーカーにより、スピーチ信号レベル、インパルス応答、暗騒音レベルをすべて1回のパスで取得できます。音源と受音点間の距離に対するSTIのプロットは、数回のマウスクリックで作成できます。
DIRACにより、最小限の測定で Lp,A,S, Lp,A,S,4, D2,S, STI, rD および rPを取得できます。
機能
- マルチチャンネルルームアコースティック
- ISO 3382(室内音響)、ISO 18233(分析法)、およびIEC 60268-16(音声明瞭度)に準拠
- HBK 2255による完全ワイヤレス測定の利便性 サウンドレベルメーターとHBK 2755 スマートパワーアンプ
- オプションの校正されたスピーチソース(4720型 エコースピーチ音源)をご利用いただくと迅速かつ簡単に測定できます。
- スペクトラムフリーズ、マックスホールド、ユーザー定義リファレンスカーブ付きリアルタイム周波数アナライザー
- 短い残響時間を測定するための時間リバースフィルタリング
- 制限なく何回でも元に戻せるインパルス応答編集
- 広い空間の自動計測
- 定義済みおよびユーザー定義のパラメータ
- 空間のインパルス応答を使用し、空間で演奏された音を可聴化
- 結果の比較と統計