使用事例
- 拡散音場での測定
- 車室内での測定
- 多湿環境
拡散音場マイクロホンの用途
拡散音場マイクロホンは、ランダム入射マイクロホンとも呼ばれていますが、あらゆる方向から音波が同時に到達する音場で周波数応答がフラットになるよう設計されています。そのため、残響室だけでなく、拡散性を有する空間や、複数の音源から構成される音場であれば使用できます。実際の例としては、壁、天井、物体で音が反射される室内や、車室内の測定が挙げられます。
堅牢性
4943型マイクロホンは、IEC 68–2–32 の1m落下テストに耐える堅牢性を持っています。クリーンルーム内で組立てられているため、高湿環境でも信頼性の高い結果を得ることができます。
校正
4228型ピストンホンに 1/2インチアダプター DP-0776 を取付ければ、250 Hz で感度を校正できます。4231型音響校正器を使って1 kHz で校正することもできます。4226型マルチファンクション音響校正器を使えば、それ以外の周波数でも校正できます。アクチュエーター応答は、アクチュエーター UA-0033 で計測できます。ランダム入射応答は、本マイクロホン固有のランダム入射補正をアクチュエーター応答に加えることにより得られます。
- Capacitance
- 20 pF
- Diameter
- 1/2
- Dyn. range
- 15.5 – 148 dB
- Freq. range
- 3.15 – 10000 Hz
- Inherent noise
- 15.5 dB A
- Lower limiting frequency -3dB
- 2 Hz
- Optimised
- Diffuse Field
- Polarization
- Ext polarized
- Polarization voltages
- 200 V
- Pressure coefficient
- -0.008 dB/kPa
- Sensitivity
- 50 mV/Pa
- Temperature coefficient
- -0.015 dB/ºC
- Temperature range
- -40 – 150 ℃
- Venting
- Rear
- Weight
- gram
- Sound field
- Diffuse-field
- Microphone type
- Diffuse Field