HBK 2255
HBK 2255サウンドレベルメータ - Building Acoustics Partner
HBK 2255サウンドレベルメータとHBKの建築音響用音源を組み合わせれば、空気伝搬音、床衝撃音、外周壁遮音性能の測定から報告書作成まで行うことができます。
問い合わせ・見積依頼HBK 2255サウンドレベルメータ - Building Acoustic Partner は、建築音響測定に特化した設計です。軽量でありながら堅牢な設計なので、エレベーターが機能する前の、埃やごみが多い実際の建築現場での使用に理想的です。
Building Acoustic Partnerライセンスをインストールすることで、HBK 2255は1/1オクターブまたは1/3オクターブバンドレベルの測定から、断続ノイズやインパルスノイズを使う残響時間計測まで、遮音測定に必要なすべてを実行できます。Building Acoustic Partnerのモバイルアプリを接続すると、ワイヤレスリモートコントロールと完全なワークフローサポートが提供され、現場の状況に応じて柔軟に対応します。
Building Acoustics Partnerライセンスでは、2台のHBK 2255サウンドレベルメータをアプリと接続して、音源室(L1)と受音室(L2)の音圧を同時に測定します。2人1組で作業する場合、この機能により時間が節約でき、高い効率が得られるのです。オフィスに戻れば、PCアプリで分析やレポート作成を短時間で行います。
オフィスに戻り、PC用アプリで簡単に解析とレポート作成ができます。
モバイルアプリ
Building Acoustics Partnerのモバイルアプリは、遮音測定にまったく新しいレベルの効率とコントロールをもたらします。測定計画とモバイルアプリでのワークフロー自動操作により、測定位置を逃さず、間仕切壁間での測定再利用が容易なため、測定総数を最小限に抑えることができます。実際のプロジェクトでは現場の状況によって計画が変更になることがよくあります。このアプリを使えば、いつでも簡単に計画を変更できます。
サウンドレベルメータとパワーアンプにはワイヤレスが内蔵されているため、測定を完全にリモートコントロールできます。もうケーブルをドアの下に通す必要はありません。測定中は、スペクトル画面とプロファイル画面がリアルタイムに表示されるため、常に測定の状態を確認することができます。測定中の音声をイヤホンで聞くことができるので、部屋の外から測定をコントロールする必要がある場合に最適です。
問題があれば品質インジケータがすぐに警告を表示しますし、詳細データ画面で測定中に何が起こったのかを正確に把握できます。結果はアプリ上で自動計算されるので、プロジェクトターゲットに沿っていることの確認や、問題箇所の調査をその場で行えます。また、当社の他のアプリと同様、写真、ビデオ、音声、テキストメモをプロジェクトに簡単に埋め込み、例えば取り付けが不安なドアシールがあるといった注目すべき現場況を残すことができます。
PCアプリ
遮音測定プロジェクトは、最後の測定が完了すれば終わりというわけではありません。測定データを分析してレポートを作成する必要があります。Building Acoustics Partner PCアプリでこれらの作業を可能な限り効率化し、データに対する最大限の洞察と信頼性を得られるように設計されています。
すべての測定データは、グラフ形式と表形式で表示できます。レベル測定データ画面では、音源室、受音室、背景騒音(暗騒音)レベル、および同じ測定の種類の位置ごとのレベルをすばやく簡単に比較できます。残響時間計測画面では、減衰が明確に視覚化されます。また、たまに必要になることがあるのですが、自動算出されたスロープを手動で上書きすることもできます。すべての測定テーブルに測定品質インジケータが表示され、任意の測定値で上書をして、いわゆる「what if分析」を行うことができます。
Building Acoustics Partnerでのレポート作成がさらに効率的に。マウスを数回クリックするだけで、複数の間仕切壁の結果を含むレポートを生成できます。レポートはPDF形式やMicrosoft® Word形式で直接保存できるため、独自のレポートにも簡単に組み込むことができます。測定データは、後処理用にMicrosoft® Excel®にエクスポートすることもできます。
Building Acoustics Partner PCアプリは、2250型および2270型ハンドヘルドアナライザで測定した建築音響プロジェクトの分析とレポート作成にも使用できます。
ユーザーシナリオ
- 次の測定を実施:
- 空気伝搬遮音性能
- 床衝撃遮音
- 外周壁遮音
- 残響時間
- 国内および国際規格に準拠した遮音結果の算出
- 「what if分析」のための測定データの手動調整を含む、遮音測定の詳細分析
- 規格に準拠した遮音試験報告書の作成
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