Defensa - DCNS

海軍防衛部門でのデータ取扱いの合理化

フランスのDCNS社は、情報へのより迅速なアクセス、より短い試験期間、直感的なインターフェースを享受し、このことは優れた意思決定と潜水艦のステルス性強化に役立っています。

DCNS logo

フランスの海事防衛企業DCNS社は潜水艦を建造しており、ここでは音響ステルスが不可欠です。DCNS社は膨大な量の音と振動のデータを処理し、常に時間に追われています。コストのかかる海上試運転中はなおさらです。ブリュエル・ケアーのデータ収集分析プラットフォーム PULSEは試験期間と簡便性を革新的に改善し、DCNSが組織全体でデータを共有、比較するための支援をしました。

課題

膨大な量のデータが港湾試験、海上試運転中、そして研究室で収集されています。新しい船上装置の受け入れ試験用の大規模データセットの収集、取扱い、共有、管理、比較を行なうためにはDCNS社のデータ管理設備のメジャーアップグレードが必要でした。データの保護や試験の信頼性を保証することも必要とされました。

ソリューション

ブリュエル・ケアーは簡単に設定することができる最先端の試験データベース管理ソフトウェアを提供しました。また経験の少ない現場作業者のためにいくつかのプロセスは自動化されました。さらに、アプリケーション固有のGUIを自動化するプログラム可能なソフトウェアインターフェースと連携した、組織全体のデータ収集プラットフォームが構築されました。

結果

かつて5~6時間かかっていた測定が、今では2時間足らずで完了できるようになりました。また、使いやすいプログラム可能なインターフェースにより、アプリケーションプログラミングの特別な専門知識が不要となりました。過去の履歴データにもすぐに利用できるため、エンジニアと設計担当者はより的確、迅速に意思決定をすることが可能になりました。