8412型(8729 - C 型後継)
BK Connect Advanced Sine Measurements
線形性試験と従来のモード解析向けの周波数応答関数(FRF)のリアルタイム測定とステップサイン加振の使用に関連する関数のための直感的なアプリケーション
問い合わせ・見積依頼BK Connect Advanced Sine Measurementsは、ステップサイン加振を使用し、FRFと関連関数の収集と検証を簡単に行うために使用できます。ステップサイン測定は、正弦加振とそれ対応する測定が固定周波数で一度に一回づつ行われる技術です。ステップサイン測定は、より正確な結果を提供し、線形性試験を可能にするため、広帯域ランダム測定の補完として、またはその代わりにしばしば使用されます。
このアプリケーションは、ステップサイン測定で最も時間を要する作業おいて、拡張性と高い生産性に重点を置いています:
- トランスデューサ、チャンネルテーブル、加振と分析パラメーターの設定
- 品質を損なうことなくFRFと関連する関数を迅速に取得
- ポスト処理、結果の表示とレポート作成
使用事例
- 航空機の地上振動試験(GVT)などで、リーケージのないFRF測定を取得し、非常に正確なモーダル解析のために入力として使用
- エネルギー集中させて、船舶、列車、ローリーなどの大型構造物を試験
- 臨界モードの共振調査
- 強制応答ODS解析
- 複雑な構造の非線形性の制御と調査
BK Connect Advanced Sine Measurements は通常、8420型 BK Connect Modal Analysis や8420-A型 BK Connect Advanced Modal Analysis と組み合わされ、高度にカスタマイズ可能で直観的な共通のユーザーインターフェースを使用した、効率的なモーダル測定および解析を提供します。Advanced Sine Measurementsを8421型 BK Connect Correlation Analysis と組み合わせることにより、試験とFEAモデル間の相関分析を実行できます。
特徴
BK Connect Advanced Sine Measurementsを使用すると、単一または複数の加振機の加振によるステップサイン測定を実行できます。複数の加振機で加振する場合、FRFと関連する関数の計算にはより多くの測定が必要です。可能な限り高い柔軟性と時間効率を得るために、異なるステップサインの定義がサポートされています。
このアプリケーションは閉ループ制御をサポートしています。試験対象を保護し、測定中に高すぎる応答レベルを避けるために、アラームおよびアボートレベルを指定することができます。ソフトウェア遅延の可能性を避けるため、信号レベルはLAN-XIハードウェアから直接取得されます。
ジオメトリによる測定のガイド
データ収集ハードウェアは、物理的なハードウェアのインタラクティブな画像で表示され、簡単にチャンネル選択とトランスデューサの検証を実行できます。トランスデューサのオーバーロードやケーブルの切断などの潜在的な問題も明示されます。大規模な設定では、問題を迅速に解決するために状況に応じてチャンネルをリスト化し、並べ替えることができます。柔軟な試験セットアップと測定の実施、および強力な有限要素(FE)モデルとのインターフェースによる試験の計画検証の機能は、スペシャリストに適しています。
機能
- 8420型 BK Connect Modal Analysisまたは 8403型 BK Connect Data Processingを使用したジオメトリに基づくステップサイン測定
- アプリケーションにより制御される閉ループ測定。 ユーザー定義の即時アラームおよびアボートレベル付き。
- 最適、完全MIMO、手動または特定のステップサインシリーズの定義
- トラッキングされたデータサンプリングで測定時間を短縮
- 手動制御用の振幅スライダを備えた発振器パネル
- 振幅と位相の値を許容帯域付きで表示する加振力と制御信号コントロールモニタ
- 結果を簡単に表示、比較し、レポート作成するための結果マトリクスツール
- SI、またはヤードポンド単位の選択、加速度の「G」単位表示