このアプリケーションは、インパルス応答積分法(シュレーダー法)とノイズ断続法の2種類の残響時間測定方法をサポートしています。インパルス応答積分法では風船を割るかスターターピストルを使用して室内を励振すると、 2250-S型は自動的に残響時間を測定します。ノイズ断続法ではサウンドレベルメータはインテリジェントにスピーカーを制御し室内を励振します。
複数の位置での測定を順番に行うことができます。T20、T30、EDTパラメータは、広帯域および各オクターブ帯域の両方で測定され、室内平均を自動的に計算します。測定は、ISO 140、ISO 3382、ISO 354などの関連する規格に準拠しています。
使用事例
- 舞台芸術用ホール、レストラン、オフィス、住宅などの建物の室内音響
- 職場の音響と騒音制御
スタート/一時停止ボタンを押して風船を割るか、スターターピストルを発射するだけでホールや公共スペースなどで残響時間を測定できます。
インパルスを発生させて機器に戻ると、最後の測定位置の残響時間スペクトラムと部屋の平均がすでに表示されています。直感的な「スマイリーフェイス」インジケーターは、測定値が良好であったか、繰り返す必要があるかどうかを直ちに示します。
機能
- インパルスまたは断続ノイズを用いた励起法
- 減衰を平均し、アンサンブル平均の残響時間を計算します。
- 各減衰の残響時間を計算し、残響時間の算術平均を計算します。
- 残響時間スペクトル、減衰およびアンサンブル平均減衰を表示します。
- レンジ切替不要のワイドなダイナミックレンジ
- ピンクとホワイトのノイズ発生器を内蔵
- 測定位置の管理
- 測定品質インジケータ
- EDT、T20、T30パラメータの計算
当社ニュースレターを購読すると音とバイブレーションの世界からの最新情報を取得できます。