8405-C型(7706型、7771型 後継)

BK Connect CPB

収録済データのポスト処理用、IEC、DIN、ANSI規格準拠の1/nオクターブとオーバーオールレベルアナライザ

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このBK Connect®アプリケーションは、1/nオクターブ(または定比幅(CPB)と呼ばれる)分析を実行します。1から数百チャンネルの信号がデータ収集ハードウェアを介して信号記録用PCに収集されます。 このソフトウェアは、再生時に時刻歴データを分析します。音響データとは異なる帯域幅で振動データを分析するなど、同一データに対して異なる種類の分析を並列に実行できます。 

1/1、1/3、1/6、1/12、および1/24オクターブによる1/nオクターブ分析は、騒音分析の際、高速フーリエ変換(FFT)解析よりも好まれることが多くあります。

使用事例

  • 収録された音響振動の時刻歴データ分析
  • ベンチマークなどの車両NVH(騒音・振動・ハーシュネス)の検査
  • 洗濯機などの家電製品の等価音圧レベル(Leq)を計算するための音響測定 

本ソフトウェアは、ユーザーが効率的にデータの概要を把握できる直感的なインターフェースで時刻歴データを表示します。関連した収録を見つけるために、「運転席耳位置」といったファイル名で信号を検索できます。収録音を再生し、時刻歴全体を表示することにより、分析のための信号グループと時間範囲を合理的に選択できます。同期カーソルに代表される各種機能が分析範囲選択に役立ちます。

機能 

  • オーバーオールレベルの重み付け有無の値の同時計算
  • 指数平均またはリニア平均
  • スペクトルとレベルの時間変化
  • slowとfastモードを含む、時定数1/2048秒から512秒での指数平均
  • 周波数重み付けあり、またはなし(A、B、C、DまたはG)でのオーバーオールレベル
  • 任意の周波数帯を抽出した、時間に対するレベルの推移

このソフトウェアには、サウンドレベルメータ(騒音計)に相当する広帯域分析を実行するオーバーオールレベルアナライザが含まれ、IEC 651、IEC 61672およびIEC 60804のクラス1 機器の関連要件を満たしています。このソフトウェアは、DIN 45651およびANSI ANSI S1.11–2004規格の要件を満たしています。

特徴

  • グラフィカルなドラッグアンドドロップ分析プロセスチェーン
    すべてのBK Connectの分析は、録音後解析プロセスを設定するためにグラフィカルなプロセスチェーンの概念を使用します。これには、結果のフィルタリング、分析、表示および保存のための各種エレメントが含まれます。これらのエレメントはそれぞれ設定できます。プロセスチェーンをファイルにエクスポートしてEメールで送信することができるので、他の人は定義・標準化された処理を繰り返し使用できます。
  • 自動化された処理
    BK Connectは、インポートされた複数のデータをシーケンスまたはパラレルに分析するバッチ処理を実行し、生産性を最大限に高めることができます。時刻歴データは、ネットワークドライブから自動的にインポートすることもできます。さらに、自動レポート作成のオプションもあります。

追加機能 

前提条件